ひきこもりになるまでの簡単な経緯とか

○小5
突然ニキビができ始め、それについての無視や悪口陰口を受ける。自分ではニキビのせいだと思っていたけど、もしかしたら性格もからんでいたかもしれないと今は思う。でも性格に関して指摘してくる人は誰もいなかった。「汚いから嫌い」と目の前で筆談されたことがある。目の前を歩いている人に自分の心の声を読まれていると妄想し始める。卒業前に少しだけ登校拒否。

○中1
毛穴ぱっくりでニキビがいちばん酷い時期。入学式で女子の先輩が「あの子見て。あの開いてる毛穴って、一生治らないんでしょ?」「かわいそう〜」と話している声が耳に入り、出鼻を挫かれる(?)。男子にクラスでいちばん醜いのはわたしだと陰口(でも聞こえるような距離で)を言われる。

部活内でもめる。同じ部活の人4人が同じクラス。そのうちの1人に悪ふざけで似顔絵を書かれ、クラス外にまで似顔絵を回される。無視され始める。机に「死ね」と彫刻刀で彫られる。部活の人だと思い込んでいたが別人だった(嫌な事があり、八つ当たりでやったと言っていたが本当かどうかはわからない)。担任に相談。「このままだと病気療養というかたちで学校を休む事になるから」という理由を4人に伝え部活をやめる。4人のうち2人に中心になっていた人に従うしかなかったといわれるが2人も楽しんでいたように見えたので信じなかった。
違うクラスの友達のいる新しい部活に入部する。その友達に入部したその日に筆箱を盗まれる。次の日それをあたかも自分のもののようにわたしに見せるので頭に来て他の友達に相談。少し強引かと思われるやり方をしてしまったがなんとか取り戻す。小学校の時から仲が良かった子だったのに信用できなくなる。不登校始まる。そのまま中3まで。卒業式には出席せず。嫌な事から逃れるように深夜ラジオを聴きまくる。マンガも読みまくる。(一時期は口を開けばマンガのことばかり話すので家族に怒られたりした)

○高1
昼間部の定時制に入学。クラスメイトや同じ電車に乗っている人に対しての妄想が始まり休みがち。
わたしと付き合いたいという奇特な年上の人と出会う。

○高2
自分の妄想に耐えられなくなり不登校始まる。(中間テストなどにはなんとか参加)
返事を曖昧にしたまま年上の人との連絡を自ら絶つ。無気力な日々が続く。

○高3
なんとなくニキビ落ち着く。定時制をやめ通信制高校編入。サポート校にも入ったけど遠くて毎日通うのが気分的に難しかったから、3回くらいしか出席できなかった。もちろんスクーリングにも行けなかったので結局通信制もやめることに。要するに中卒。

○18歳から今まで
小学校や中学校で友達だった人たちとは連絡をとろうとは思えないしとったところでなんなんだって感じだし高校でもなかなか打ち解ける事ができなかったため友達は本当に皆無。何もせずライブばかり行っているバカ。見た目のことをネタにいじめられた(でも本当の事なのでいじめと言っていいのかわからない)ので見た目のことばかり気にしている。そのわりに改善しようとしない。してもしがいがない、してもしょうがないという気持ちが強い。

他人の生の意見や知識を知る場所がインターネットやテレビしかないため、いろいろと影響されて自分の考えというものを持っていないつまらない人間になったと思う。全部どこかで読んだり聞いたりした言葉のような気がする。このままでは偏った考え方しかできない頭の硬いババアになってしまいそうである。若者(10代)に対して憎悪にも似た感情を持ちながら生き続けて行くのではないかと思う。